元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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藤沢市海開き2019年

本格的な夏の訪れを告げる藤沢市の海開きの式典が、片瀬海岸で開かれました。
去年、藤沢市を訪れた観光客数は、1839万人で、2年ぶりに1800万人台を回復しました。
おととしは、天候に恵まれず、台風にも見舞われたため、年間観光客数は、1648万人に落ち込みました。

これに対して、去年は天候がよかったほか、秋の花火大会も開催されたこと、そして冬の名物として定着している江の島のイルミネーションが人気だったことから、前の年より12%も伸びました。

オリンピックの開催を控えた今年は、片瀬江ノ島駅の改修工事や警備体制の問題から、夏と秋の花火大会の中止がすでに決まっていて、影響が懸念されます。

海開き

藤沢市の海開き

海開き

藤沢南市民図書館が藤沢駅南口、ODAKYU湘南GATE6階に7月1日移転オープン!

7月1日のオープンを前に新しい藤沢市南市民図書館と市民ギャラリーが、公開されました。
前の図書館は、開館から半世紀余りで、バリアフリーにも対応できず、老朽化が進んでいました。
このため、暫定措置として、小田急湘南ゲートの6階に入ることになったものです。

新しい図書館の広さは、前とほぼ同じで、本などの数は3分の2の12万点となっています。西側には、子ども用のスペースが広く取ってあり、絵本などが並んでいます。
東側の中央には、藤沢駅のビルから移転してきた市民ギャラリーが入っています。ガラス張りの室内は、明るい雰囲気で、図書館との同時利用で、集客が期待されます。
北側には、63席の閲覧席が並んでいます。前と比べて、席の数が減りますが、会議室をできるだけ開放することで、対応したい考えです。

新しい図書館は、バリアフリーに対応しています。車イスが利用できる幅があり、エレベーターを使ってもらうことになります。地上の玄関も、車イスが出入りしやすいよう、一か所で、手押しで開け閉めするドアをなくしています。また本が取りやすいように、書架を4段に下げています。

開館時間は、平日が午前10時から、午後8時まで、土・日曜が午後6時まで、休館日は毎月第2月曜日となっています。
新しい図書館は、暫定ではありますが、市民会館の建て替え計画がまだ進んでいない中、当分、小田急湘南ゲートの利用がつづくとみられます。
藤沢駅前の再生に力を入れている立場から、小田急との復活と共に相乗効果を期待しています。

藤沢市南市民図書館

2019年7月1日オープンの新しい藤沢市南市民図書館

藤沢市南市民図書館

藤沢市南市民図書館

藤沢市南市民図書館

藤沢駅ビルから移転してきた市民ギャラリー

藤沢市立鵠南小学校の建て替えに関して

藤沢市立鵠南小学校の建て替え・複合化について、このほど基本設計がまとまりました。工事に向けた実施設計を経て、来年度から5年間かかる工事に取り掛かる予定です。

それによりますと いま校舎が建っている北側に新しい校舎を建て替えます。そのため、仮設の校舎を新しく南側につくります。いまはグラウンドになっている西側には、近くの浜見保育園とよつば児童クラブが入る複合施設を建てます。

新しい校舎は、4階建てで、一部はプールとなります。複合施設の方は、体育館が入る部分と保育園・児童クラブが入る部分に分かれていて、体育館部分は、1階が「開放エリア」となり、2階が体育館となります。保育園部分は、1階が駐車場で、2階と3階に保育園など、4階が園庭になります。
津波対策として、校舎の屋上と体育館部分の屋上を中心に避難可能で、その収容人数は、4000人以上と計算しています。

藤沢市としては、▲来年度はじめに、現在の仮設校舎の解体に取り掛かり、複合施設を建設したい考えです。そして、▲2022年度の前半に、仮設校舎を建設する一方、後半にいまの校舎を解体します。▲2023年度からは、1年がかりで新校舎を建設し、▲2024年度中にグラウンドを含めたすべての整備を終えたい考えです。
複合施設や仮設校舎を建設する前半の工事だけで、概算工事費は23億円を見込んでいます。

鵠南小学校

 

災害時のSNS活用について

いま大規模な災害での情報収集で注目されているのが、ツイッターなどSNSです。去年の西日本豪雨で、被害に見舞われた岡山県倉敷市では、日ごろからSNSを使った情報の発信に努めていました。
しかし、実際、災害が起きると思いもしない事態が起こりました。市役所に“畑違いの”「救助要請」が相次いだのです。
救助要請は本来ならば、市の消防局が119番の電話対応で受け付けるものであって、消防ではSNSは使っていなかったのです。このため、市役所の担当が、SNS経由できた救助要請の内容をプリントアウトして、消防に渡しました。しかし消防では、電話対応に忙しく、手が回らなかったそうです。

藤沢市で災害が起きた場合、同じような事態が想定されます。藤沢市消防局によりますと必要な情報が得られる電話でだけ、救助要請に対応していて、SNSは使っていないということです。

SNSで問題となるのが、情報の信頼度です。西日本豪雨では、「#救助要請」と付けられたツイートのうち、もともとの救助要請はたったの5%ほどで、8割は関係がない内容だったという専門家の分析があります。

その一方で、適確な救助活動のためには、「被害情報の収集」が欠かせません。神戸市では、去年暮れ、地震が起きたと仮定して、被害情報を集める実験を行ないました。職員らがLINE社のアプリを使って、写真や文章を送って被害状況をAI技術が整理するのです。
また先日は、LINEやヤフー、損保大手などが、18の自治体と組んで、AIを情報収集に活かす開発協議会を設立しています。ビックリするのがこの協議会に隣の鎌倉市が参加していることです。

災害は初動とそれまでの準備がすべてです。問題は抱えていますが、SNSの活用について、藤沢市も積極的に取り組みべきだと思います。

災害

高層マンション建設規制を目指す神戸市の条例改正

神戸市は、まちの中心部への高層マンション建設を規制しようと条例の改正を目指しています。
条例改正案では、三ノ宮駅近くについて、住宅の建設自体を禁じるほか、その周辺の元町駅から神戸駅にかけても、マンションの高さを制限します。神戸市としては、三ノ宮地区に商店とオフィスを集めることで、経済の活性化を図りたい考えです。

神戸市は、人口が減少していて、高層マンションの建設が活発な川崎市に抜かれて、政令指定都市の人口は、7位に後退しています。ところが、神戸市の久元市長は、「人口を増やすために、高層マンションを林立させる政策をとるべきではない。まちのこれまでの歩みや、特性を考えれば適切ではない」と話しています。

もちろん人口の減少に対する懸念は強く、高層マンションに対する規制には、批判も出ています。これに対して、久元市長は、高層マンションは、将来的には維持管理に問題があり、空き室の増加につながる恐れがあるとしています。また神戸市は、鉄道網が発展していて、中心部のみならず、周辺部を含めたバランスのとれた発展が可能だと指摘しています。
神戸市では、高層マンションの建設が相次いで、児童生徒が増え、学校の教室不足が問題となりました。このため、神戸市では、学校の受け入れ状況に合わせて、業者に対して、段階的な開発など協力を求めることができる条例を施行しています。

藤沢市内でも、駅前へのマンション建設が盛んです。問題は、マンション自体より、その高さです。とくに藤沢駅前は、まちの顔であるだけに、湘南の雰囲気を感じさせる努力が欠かせません。

湘南の雰囲気を形作る要素の一つが、高い青空です。まちの特徴を消し去るのではなく、強めなければなりません。かつては、業者内でも、こうした特徴を尊重して、高さを自主的に抑えてきた歴史がありますが、今では、地元の要望にもかかわらず、軽視されがちです。
藤沢市は、以前のわたしの質問に対して、低層住宅地域とは違って、商業地域の中なら、問題はないという立場で、政策は変わりそうもありません。

規制条例

 

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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