元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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藤沢市の水害避難所

台風や大雨で浸水のおそれがあるとして、住民がすでに避難した水害避難所から、住民を別の避難所に移す自治体がみられるなど、改めて避難所のあり方が注目されています。

避難所がどういう位置にあり、どういう建物なのか、洪水や土砂災害のハザードマップに照らして確認することが大事です。

藤沢市の水害避難所は、4年前に見直され、浸水想定区域に入っていた大清水中学校などが指定から外れました。それでも、75ある避難所のうち、浸水想定区域の中にある避難所が11か所あります。

例えばもっとも想定される浸水が深いのは、▲蓮池が目の前にある鵠沼高校で、次に▲移転が予定されている村岡公民館や、▲特養老人ホーム・みどりの園などとなっています。
さらに近くに「土砂災害警戒区域」がある避難所が12か所あります。

これについて藤沢市は、「避難所は浸水想定区域の外が望ましいが、地元の要望もある。また避難する建物の強度があり、高さもある」としています。藤沢市としては、避難所となる施設の入り口などに看板を設置して、浸水想定などの情報を周知したい考えです。

土砂災害については、住宅への被害の恐れがある「急傾斜地崩壊危険区域」が、市内には18か所あります。ただ県の指定には至らない場所が、31か所残っています。指定されない理由は、岩盤が安定しているためだということです。

水害避難所

首里城への想い

首里城の正殿などが全焼し、悲しい気持ちです。
沖縄に勤務していたとき、本土から来た友人知人を必ず連れて行きました。

首里城にはさまざまな見どころがありますが、屋根を彩る赤瓦もそのひとつです。赤瓦があってこそ、首里城は、那覇の街に映えるのです。

この赤瓦を唯一つくれる職人の方を取材し、リポートを放送しました。赤瓦には、クチャと呼ばれる独特の土が使われています。職人の方が、自分が納得できる色が出るまで、何枚も何枚も赤瓦を焼き上げていた姿を思い出します。

ニュースでも伝えられている通り、首里城は、沖縄戦で、旧日本軍の司令部が置かれたことから攻撃され、消失した歴史があります。

首里城は、1992年に復元されたものです。首里城は世界遺産に登録されていますが、復元された建物自体はあくまで対象外です。

それでもわたしは、復元された首里城にこそ、価値があったと思っています。なぜなら県民の願いを受けて、戦争の灰の中から甦った城(ぐすく)だからです。だからなおさら残念です。

首里城は、本土の城と性格が異なります。戦争ではなく、外交に重きが置かれた作りです。中国からの使者を迎えた広場、御庭(うなー)が中心にあるのが象徴的です。

県民の心の支えでもある首里城という「文化」があることは、とてもうらやましいことでもあります。藤沢市の「文化」とは何なのか、考えさせられます。

緑や海など自然と調和した街並み・環境住宅都市としての特徴こそ、藤沢が守り、発展すべき文化なのではないかと考えます。貴重な文化を失なう前に政策を打たなければなりません。

首里城全焼

藤沢市役所の分庁舎に入る福祉関連施設「地域福祉プラザ」

藤沢市役所の分庁舎の一階から二階に入る福祉関連の施設「地域福祉プラザ」の詳細が明らかになりました。

建物は、市役所の本庁舎だったもので、地域福祉の拠点として、子供からお年寄り、障害者や生活困窮者ら多様な主体が参加し協働する場所に据えています。
▲一階部分は、社会福祉協議会が中心となります。さまざまな相談、成年後見制度、そして生活自立への支援などに利用されます。
また障害者による福祉喫茶室が入るほか、ローカルラジオ局「レディオ湘南」が入居します。

▲二階部分は、地域福祉活動センターが中心で、多目的スペースなどが用意されています。また雇用の相談に当たる「ジョブチャレふじさわ」、子どもの預かりをする「ファミリーサポートセンター」が入ります。そのほか選挙管理委員会が入居します。
地域福祉プラザのオープンは、来年一月を予定しています。三階より上には、市役所の建設部門が入る計画です。

藤沢地区はいま、公共施設の建設ラッシュです。市役所の本庁舎を皮切りに、新しい労働会館、ふじさわ宿交流館と続きました。複合化も試みられていますが、同じような役割をもつ施設が多い印象を受けます。

NPOの活動拠点となっている市民活動推進センターについても、地域福祉プラザに統合することなく、いまのまま残すとしています。

地域福祉プラザ

地域福祉プラザ

ラグビー人気にみる今後の課題

ラグビーのワールドカップでの日本代表の躍進でラグビー人気が高まっています。この人気をどう次に繋げていくかがテーマです。
世界規模の大会ではありますが、参加国は、発祥の地イギリスの影響を強く受けています。

世界で競技人口が多いスポーツは、正確には把握できないようですが、やはりサッカーが団体競技では圧倒的だとされています。

サッカーに続くのが、バスケットボールや、バレーボール、そしてクリケットだと言われています。
日本で人気の野球は、アメリカ大陸や極東に限られています。オリンピックで競技種目になったり、ならなかったりするのはそのためです。

わたしの愛するアメフトに到っては、ほぼアメリカでしかプレーされない少数派です。アメフトは、ラグビーに似て非なるスポーツで、世界大会を開催したくてもできません。井の中の蛙状態です。

プロフットボールが成り立っているのは、アメリカの国内市場が大きいからに他なりません。
他国への売り込みを図っていますが、苦労しています。加えて、脳しんとうなどケガへの対策が大きな問題です。

超少子高齢化社会を迎えている日本では、団体競技が、危機に直面しています。陸上やテニス、卓球、そしてフィギュアスケートの台頭は、偶然ではありません。選手の人数が必要な野球やサッカーをやる子どもたちが減ってきているのです。

1チームあたり15人が必要なラグビーにとっても極めて重いテーマですし、アメフトと同じく、ケガが付き物です。
こうした状況で、有望株は、バスケだと言われます。5人で済む「世界スポーツ」である上、Bリーグの誕生もあり、追い風が吹いています。藤沢市にプロスポーツを誘致するなら、バスケが有望な理由です。

ラグビーワールドカップ

 

藤沢市、来年4月から市民病院での分娩費用を引き上げ

藤沢市は、来年4月から市民病院での出産にかかる「分娩費用」を引き上げます。

これは、分娩費用のうち、医師や助産師の人件費にあたる分娩介助料が高くなっているためです。現在、藤沢市民病院では6万円となっていますが、高齢出産や合併症どリスクの高いお産が増えていて、人件費がその2倍に上っています。

このため、藤沢市としても財政的な負担が増えていて、本来ならば6万円の引き上げが必要ですが、患者の負担を考慮して、取り合えず3万円の引き上げになったものです。

これによって、全体の分娩費用は、51万円ほどになります。県内のほかの病院の平均は、54万円を越えており、比較的安い水準のままです。出産に際しては、健康保険に入っていれば、42万円が補助されるので、実際の負担額はずっと少なくなります。

市内に出産ができる病院が少ないこともあって、市民病院での年間の出産件数は669件に急増しています。自己負担が増えてしまうのは忍びない一方、市民病院の健全経営も欠かせません。

藤沢市民病院は、また陣痛から、出産、回復まで同じ部屋で一貫して対応できる特別個室・LDR室を新たに二部屋つくります。料金は1万3000円で、部屋の移動をせずに、プライバシーも守られることから、市民から強い要望が出ていました。

分べん費用

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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