アメリカ大統領選挙ネタをお許し下さい。大本命と見られる民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が、立候補を表明しました。初の女性大統領を目指します。
現時点で有力なライバルがいないクリントン氏にとって、最大の敵が、いわゆる ヒラリー疲れです。大統領夫人時代から、数えると20年間もワシントン政治にどっぷり漬かってきました。地方自治が強いアメリカでは、中央政界への拒否感が強く、昨今は与野党対立による決められない政治への失望が顕著です。いまのオバマ大統領のように、上院議員が当選したのは、ケネディ大統領以来、久しぶりのことでした。地方からワシントンを変える。共和党は、現職を含めた州知事経験者が、虎視眈眈とチャンスを伺っています。
