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5600棟に上る古民家を抱える金沢市の仕組み

子ども文教委員会の視察で、金沢市を訪れ、古い民家を守る活動について学びました。前田家の城下町として栄えた金沢市は、政策としても文化行政に力を入れています。歴史的な街並みも地域を指定して、保護活動に取り組んでいて、いま課題になっているのが、5600棟に上る古民家の保存です。

金沢市では、▲1950年以前に建てられた伝統的な家を修復する場合、400万円を上限に、工事費の半分を補助しています。また、▲いわゆる空き家バンクを作って、古民家の情報を集めてデータ化し、活用したい個人や事業者との橋渡し役を務めています。石川県の建築士会が家の状態を調べた「カルテ」を併記している点が特徴です。さらに▲古民家の独自の活用方法を公募し、支援していて、芸術拠点やレストラン、宿泊所などとして実際に利用されています。そして、▲条例では、住民に対しても、街並みを大事にする政策に協力するよう求めています。

このように分厚い支援体制を整えていますが、補助制度の利用件数は、これまで82件となっているほか、バンクを通した取り引きも138件となっています。金沢市では、古民家を相続する若い世代に、こうした制度を使ってもらうよう周知に努めています。

鵠沼地区では、松など緑を大切にした邸宅が残っていますが、相続の関係で売り払われ、細分化されるケースが目立っています。こうした邸宅は、歴史的な価値が高い訳ではありません。しかし鵠沼独特の街並みを構成してきたのは間違いなく、金沢市のような仕組みを適用できないものかと思っています。

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藤沢市議会議員 清水竜太郎
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