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藤沢駅前周辺の再整備事業に関するグループインタビュー(前半)

藤沢市は、藤沢駅前周辺の再整備事業を進めています。北口については計画が固まりましたが、駅全体や南口についてはまだ固まっていません。来年度以降、青写真を提示したい考えで、その前に意見を出しておかなければ事実上、手遅れです。どのような南口にしたいのか、藤沢在住の住民の方々の意見をお聞きしました。

マーケティングの手法に基づいて、まず少人数で意見を出し合ってもらう「フォーカス・グループ・インタビュー」を3つのグループに分けて行ないました。一つのグループがいわゆる団塊の世代の4人、そして残る2つのグループが、いわゆる子育て世代の母親たち合わせて7人です。

インタビューでは最初に、現在の南口のイメージについて意見を出してもらいました。その結果、「汚い」「古い」など否定的な意見が相次ぎました。そのほか、「特徴がない」「湘南のイメージが感じられない」「絵になる駅ではない」など個性が出ていない感想が続きました。特に駅については、「三本のターミナルがばらばら」「江ノ電の乗り場が分かりにくい」「陸橋が揺れる」「東側の陸橋は役立っていない」という不満が出ました。

また周辺の環境についても、「風俗など治安が悪い」「夜のキャッチが怖い」「お店が消えていく」「南口本通りは、飲食店がころころ変わる」という意見がでたほか、ダイヤモンドビルの一階のテナントが空いていることについて、「便利なところが空いているのはもったいない」「街の印象が悪くなる」という指摘が出されました。さらに南北をつなぐ地下通路について、「暗くて汚い」「坂が急で自転車や車いすにはきつい」「自転車で地上に上がられるのは東の市役所側しかない」など厳しい意見が続きました。

次に藤沢駅のあり方について、都心に多い駅ビル型か、鎌倉駅のような個性派か、聞いたところ、「便利な方がいい」という意見もあったものの、「集約型だと個性がなくなる」「ルミネはどこも同じ」「駅ビルだと寂しい」「特徴を出してほしい」など個性を重んじる意見が多数を占めました。ただ「両方が備わってほしい」など、便利さを確保しつつ、個性を打ちだしてほしいという立場が多く感じられました。「駅ビルの高さを余り高くしない」「南北の建物が見える点が良い」など大規模な駅ビルは好ましくないという思いが垣間見えました。

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