小田急百貨店は、来年6月から、藤沢店の大規模なリニューアル・改装に入ることを明らかにしました。
対象となるのは、主に2階から6階までで、一斉にリニューアルに着手し、再来年春に完成する予定です。
リニューアル期間中は、食品がある地下1階や、化粧品がある1階、それにレストランがある7階の一部については、変わらずに営業を続けます。
デパート業界は、いわゆるファストファッションの台頭や、ネット通販の急成長に押され、苦戦が続いています。小田急百貨店も例に漏れず、昨年度の売上げ高は、前年度より4%減少しています。
デパートのもつブランド力は、そのまま街のブランド力に直結するだけに、わたしも9月の一般質問で、市を挙げての支援策を訴えました。不振の衣料品をどうするのか、来店客の主要な玄関となっている2階をどうするのか、いま流行のテナント方式や体験型の店舗を入れるのかなど、詳しい内容は判っていません。
ただ小田急百貨店は、今回のリニューアルは、新宿店や町田店も経験したことがない大規模なものになるとしているだけに、大胆な刷新も予想されます。かつての江ノ電百貨店のころから、親しみのある存在なだけに復活が待たれます。
