全国的に子どもをめぐる事件が相次ぐ中、藤沢市教育委員会は、通学路での防犯対策に関する議会質疑で、保護者には、SNSを使って、不審者情報などを危険な場合は、校長の判断で一斉メールしていると答えました。
そのほか、登下校を見守るボランティアの増強や、防犯ブザーの配布、それに危険個所を示した安全マップ作りを進めていくとしています。その一方で、通学路への防犯カメラの設置については、自治会が設置する際に情報提供するとして、積極的な姿勢は示されませんでした。
SNSを使った情報は有効ですが、未確認情報の取り扱いなど校長の判断で通知するか否かが分かれるとしたら問題だと思います。保護者としては、例え些細な情報でも有難いものです。また特に小学校の範囲は狭いので、広範囲の情報を通知してほしいという声を聞きます。
海外と比べて子どもの防犯対策は、遅れていると言わざるを得ません。校内についても、開かれた学校を標榜していて、門が必ずしも閉まっていないのは不安を感じます。