全国的な猛暑の中、学校でのエアコン整備が課題となっています。
藤沢市教育委員会では、子どもたちが長い授業時間を過ごす普通教室での整備に取り組んでいます。その結果、公立の中学校など20校についてはすべて整備が終わりましたが、35の小学校については、合わせて14校で整備が進んでいないということです。
教育委員会では、このうち▲村岡、▲高谷、▲亀井野、▲御所見、▲鵠洋、それに▲片瀬については、この冬休み中の整備を予定しています。冬の寒い三学期には間に合わせたい考えです。残りの▲俣野、▲滝の沢、▲鵠沼、▲大道、▲藤沢、▲大鋸、▲大清水、そして▲鵠南については、来年度の整備となります。
冷暖房のエアコンは、校舎一棟当たり、最低でも5千万円の費用が掛かる上、給食の調理場などを入れるとさらに予算が膨らむということです。全国の整備率である42%と比べれば高いものの、近年の猛暑は生命に関わりかねません。勉学に集中できる環境を整えるためにも前倒しの整備が必要だと思います。