札幌市で、スプレー缶のガスを処理する際、引火したとみられる爆発事故が起こりました。
スプレー缶の捨て方は、自治体ごとに違っています。藤沢市では、中のガスが残っている場合だけでなく、使い切った場合も、基本、穴を開けるよう、呼びかけています。穴が開いていれば、ガスが抜かれていることを確認できるからです。その上で、「カン」として出すことになっています。
スプレー缶自体に穴あけキャップが付いていない場合は、工具などを使って開けることになります。屋外の火の気のない風通しのいいところで行なう必要があります。
一方、穴を開けられない場合は、そのスプレー缶だけ、透明または半透明の袋に入れて、「特定処理品目」として出すことになっています。ガスボンベについても同じ扱いです。
藤沢市では、スプレー缶やガスボンベ、ボタン電池、ライターについては、「不燃ごみ」として出さないように注意喚起しています。なぜなら、不燃ごみに交じってしまうと、火災などの原因になるからです。実際、2年前、不燃や大型ごみを砕く、リサイクルプラザの破砕機が壊れて、一時使えなくなったほか、ごみ収集車でも煙が出る騒ぎが起きています。
ボタン電池については、両極をテープで絶縁した上で、ライターについては水に濡らしてから、「特定処理品目」として出さなければなりません。