小田急の片瀬江ノ島駅前広場の整備について、藤沢市は、車道を閉鎖するとした方針を撤回すると共に、東京オリンピックまでの整備にこだわらず、一から検討し直すことを明らかにしました。
藤沢市は、駅前にある広場を活用するため、日中は車両が通行できる車道を完全に閉鎖する方針を明らかにし、住民への説明を進めてきました。ところが、生活道路として使っている住民からの反発が強く、一定の割合に達したことから、方針を撤回したものです。
藤沢市としては、オリンピックまでの整備をめざしていましたが、それにこだわらず、住民との話し合いを重ねながら、改めて整備方針を決めたい考えです。車道をめぐっては、以前、検討されたように平日だけ開放する案なども含めて、一から検討し直すとしています。
片瀬江ノ島駅については、小田急電鉄が、いまの竜宮城風の外観を活かした新しい駅舎に建て替えることになっています。