元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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新時代における藤沢市とは

元号が変わって、平成の30年間を振り返る特集が相次ぎました。数ある有識者の中で、異色だったのが、経済同友会の代表幹事を務めた小林喜光氏の発言です。三菱ケミカルの技術者上がりの小林氏は、平成を「日本が敗北した30年間だった」と指摘したのです。

その具体例として、企業の時価総額の上位10社に、日本企業が、7社も占めていたのに、いまや1社もないと述べています。それに比べて、国民の7割が現状に満足している実態を「今さえよければ、自分さえよければ」の思考に陥っているとして、敗北を認めた上で、「自由な発想で変革を行なうよう」叱咤激励しています。

小林氏の指摘は、日本全体だけでなく、藤沢市にもあてはまると思います。藤沢市は、「湘南のイメージ」という財産を食いつぶしながら、発展してきました。ほかの地方都市が、まちの強みを作り出すのに必死なのに対して、幸い人口も増えています。
しかし、これからの時代は、何もしないでは許されません。しっかりまちの強みを認識した上で、それを磨いていく必要があります。小林氏は、「総花主義をやめて、得意分野で勝負を仕掛ける。横並び、事なかれの風潮を変えていく」よう求めています。

藤沢の得意分野は一体何なのか。どこに勝負を仕掛けていけばよいのか。いまの藤沢市政は、まさに総花主義で、観光政策以外、強みを活かせていません。
わたしは、藤沢の価値は、海や緑など自然環境に恵まれた住環境にあり、文化芸術度が高く、教育熱心な市民性にあると考えています。藤沢駅南口に公園広場をつくることや、公教育をもっと強く、自由にすることなど、強みを意識的に展開していくことがわたしに与えられた使命だと思っています。

藤沢市が、勝利できるかどうかは今後の数年間にかかっているのです。

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藤沢市議会議員 清水竜太郎
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