元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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広がる支援教育の課題

藤沢市は、障害のあるなしに関わらず、子どもたちが共に学ぶ「支援教育」の先進自治体として知られています。ところが、支援教育の評価が高まる一方、課題が出てきています。

いわゆる特別支援学級が、市内には▲小学校で35校中、18校あり、258人が在籍しているほか、▲中学校で19校中、12校あり、124人が在籍しています。
また▲白浜養護学校の小中学には、97人が在籍しています。合計しますと479人となり、12年前と比べると1.7倍も増えています。

小中学校では、普通学級に通う子どもたちもいて、医療的ケアが必要なケースがあります。また言葉やコミュニケーションの課題に対応する「通級指導教室」の利用者や、介助員の支援を受けている子どもたちも急増しているのです。
このため、受け入れ体制が追いつかない面があり、例えば個別指導が難しくなっているそうです。

議会での一般質問で竹村議員は、支援教育を持続可能なものにするため、体制の充実を求めました。これに対して、教育委員会は、特別支援学級の全校設置をめざすほか、通級指導教室の増設について検討する、また介助員の確保に努めていると答えました。
わたしは、地方政治のだいご味は、国に先駆けて、先駆的な取り組みを行う点にあると思います。支援教育が全国に広がるためにも藤沢市が、模範を示さなければなりません。

支援教育

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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