元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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藤沢市民会館の「駅前」構想案

市民会館の建て替えについて審議する都心部再生・公共施設再整備特別委員会が開かれ、藤沢市は、コロナ危機でスケジュールを一年間延ばすことを明らかにしました。

藤沢市は、7年後の新市民会館の供用開始に向けて、今年度は基本構想を策定する計画でした。しかしコロナ危機で、検討委員会の開催が難しいことや感染症対策として座席数などホールのあり方自体が問われているため延期を決めたとしています。

わたしは、市民会館を建て替える前提が決定的に変わったと思っています。
まず▲昨今の異常気象です。市民会館がある土地は、国道沿いを含めて浸水想定区域に入っており、今後、ますます災害が甚大化するおそれを考えると果たしていまの土地に建て替えることが適切なのか、もっと真剣に考える必要があると思います。

さらに▲今回のコロナ危機で市民生活も変わらざるを得なくなっています。経済面でも対面の小売りは厳しく、とくにデパートの不振は拍車がかかっています。

いま南市民図書館が、小田急の「湘南ゲート」に移転し、評判となっています。わたしは、駅前はまちの顔であり、南口の空間は藤沢の宝だと思っています。

小田急の商業施設の売り上げも例外ではなく、建物も40年以上が経過しています。そういう意味で、近い将来、いまの土地から商業施設が立ち去り、下手をすれば西武百貨店のときのようにマンションが建つ可能性も否定できません。

わたしもいまの「湘南ゲート」がある場所に市民会館を建てられればいいなと思っていましたが、相手もあることですし、費用や時間的な制約を考えれば難しいと半ばあきらめていました。

しかし、いま市の方も「多くの不確定要素があるため、一度立ち止まって再考する」としています。ある意味、これは駅前について検討するチャンスだと思っています。

わたしは委員の一人として、「湘南ゲート」の可能性についても検討するなど両にらみでいくべきだと提案しました。
市側からは前向きな答弁はもらえませんでしたが、「市民会館」と「藤沢駅前」、そして「百貨店」は、まちの価値を左右する大事な要素です。三つの要素が合わされば最大の効果が見込めるはずです。

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