元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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12月の新型コロナ感染者数は増加中

藤沢市が発表した12月の新型コロナウイルスの感染者は、16日時点で125人となり、これまで最大だった先月を超えるペースで増えています。

気温が低下し空気が乾燥する冬場に入って、感染は拡大していて、半月なのにすでに先月の152人に迫る勢いです。これまでの感染者の発表も、598人となっています。

年代別では、▲20代から30代が30%、▲40代から50代が29%、▲60代以上が28%となるなど全国と同じく、全世代で感染が広まっています。感染しにくいとされる子どもも10歳未満が8人、10代が9人となっています。また80代が13人、90代が7人となるなど高齢者の感染も目立ちます。

ただ最新の患者の状況をみますと▲重症者が1人、▲中等症者が3人、そして▲軽症者59人のうち入院は24人にとどまっています。これまで亡くなった方は3人います。

神奈川県の医療体制ですが、重症者向けの病院は、重症者が55人で、確保されている病床は200床なので、利用率は27.5%となっています。しかしすぐに使える病床は80床なので、実際の利用率は68.8%まで跳ね上がります。それだけに重症者を出さないことが重要です。

政府はやっと消費喚起策「GoToトラベル」を一時停止することを発表しました。アクセルとブレーキの使い分けが必要なだけに当然の対応だと思います。
ただ消費喚起策の一時停止は、アクセルを緩めたに過ぎず、感染症対策であるブレーキをかけたわけではありません。

これからの冬場を乗り切るには、ブレーキに当たる政策が必要です。神奈川県も重い腰を上げました。横浜と川崎について、お酒を提供する飲食店やカラオケ店に対して時短を要請していて、来年1月11日まで延長するとしています。
また県民に対しては、家庭内の感染を防ぐため、20代から50代までは、居酒屋や夜の繁華街に行かないよう自粛を求めています。

藤沢市も、最新の広報紙で新型コロナの特集を組んでいます。しかし、保健所政令市なのですから、ポスターの掲示や防災無線の活用など積極的な市民への呼びかけが大事だと思います。
対応に追われている保健所だけでなく、市役所全体で感染を減らすんだという意気込みがほしいです。

新型コロナ感染者数

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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