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藤沢市の新型コロナウイルスワクチン接種について

新型コロナウイルスのワクチン接種について、藤沢市は、クリニックなどでの「個別接種」を柱に、大きな会場での「集団接種」を併用する形で進めたい考えを明らかにしました。

これは、補正予算委員会で市側が答えたものです。藤沢市民病院など医療従事者や消防の救急隊員、保健所の保健師などについては、3月初旬から接種を始めます。政府は、4月12日から高齢者への限定的な接種を開始し、26日の週からすべての自治体に行き渡る数量を配送したい考えを示しています。

藤沢市は人口が43万人で、65歳以上が11万人近くいます。藤沢市はワクチン接種について、「個別接種」を中心に接種を行ないたい考えです。その上で、医療機関が少ないところについては、市民センター・公民館での「集団接種」も実施したいとしています。

また、接種する機会を極力増やすため、市内のクリニックが休みになる水曜日や木曜日については、医師に出てもらって、体育館での接種も行ないたいとしています。

ワクチンは、マイナス75度の低温で保存しなければならず、特別な冷凍庫が必要となりますが、藤沢市では2台確保していて、ひとつは市民病院に配置されます。ゆくゆくは26台まで増やして、「個別接種」が円滑に行われるよう、適切に配置したい考えです。

ワクチンは、超低温の冷凍庫から取り出すと保存できる期間が短いため、接種に際しては、ワクチンの無駄をなくすための取り組みが求められています。これについて藤沢市は、「個別接種」では、人数が限られているため、適切に使えるとみているほか、「集団接種」では、予約した人に対して、接種を忘れないよう呼び掛けていきたいとしています。接種券は、3月下旬に発送する予定で、電話とネットで予約できるよう調整しています。

藤沢市が発表した2月の感染者数は、減少していますが、最近は下げ止まりの傾向にあります。中等症の患者は4人で、亡くなった方は22人です。
神奈川県は、高齢者や障害者施設でクラスター発生が目立つため、従事者を対象にした定期的な検査を始めています。藤沢市でも2件のクラスターが起きていて、3月まで県による検査が行われるということです。こうしたリスクの高い施設に限定して、無症状の人に対して検査を行なうのは、世田谷区でも実施していて有効ではないかと考えます。

新型コロナウイルスワクチン接種

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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