江ノ電・鵠沼駅の工事が、ほぼ終わりつつあります。新しいエレベーターが、16日午前から使えるようになります。
上下線が交差するこの駅は、構造がやや複雑です。改札口が、通りから見て下り坂の底にあります。このため、お年寄りが転倒する恐れがありました。こうした問題を解消しようと坂の一部を盛り土して、平らにしつつ、改札口につながるエレベーターを設けたのです。通路は、幅が2メートル、車いすやベビーカーが、アクセスしやすいようになっています。利用者は電車に乗る場合、エレベーターを使って一度下に降りてから、改札口を通ります。そして更に、既存のエレベーターで上がって、ようやくホームにたどり着けます。