鵠沼景観を守る会が主催した江の島道を歩くイベントに参加しました。石上神社から、弁天橋までガイドの方の案内で、ちょっとした旅行となりました。
個人的な前半のハイライトは、大源太公園でした。ここは、まるで飛び地のように住所が、鵠沼ではなく、片瀬になっています。それには、理由があります。東に位置する境川が、その昔、この辺りまで蛇行して流れていたと言うのです。かつて江ノ電も、ここに川袋という名前の駅を設けていました。
地名が歴史を物語る例が、もう一つ、片瀬にもありました。諏訪神社近くは、かつて鯨骨と呼ばれていたそうです。大津波で、鯨が、内陸まで運ばれたからだと言われています。しかし、この地名は、現在、消えてしまっています。