江の島道を歩くイベント。個人的な後半のハイライトは、湘南モノレール・湘南江の島駅に近い常立寺です。お寺は、鎌倉時代、文永の役の翌年、執権・北条時宗の命令で処刑された元からの使者五人を供養しています。代表である杜世忠は、妻子を想う辞世の句を詠んだとされます。
これが縁で、お寺とモンゴルの間で、国際交流が進んでいます。八年前には現職のモンゴル大統領が、墓参りに訪れています。また、横綱・白鵬らモンゴル出身力士らも、お寺を訪れています。四月三日には、力士らが、お寺を訪問することになっていて、740年が経った今、国境を越えた絆が育まれています。