先日、湘南モノレールの売却先として報道されたコンサルティング会社、経営共創基盤。最高経営責任者を務める冨山和彦氏は、政府の産業再生機構のリーダーの一人としてらつ腕を振るったことで知られています。
ダイエーやカネボウなど大企業から、地方の旅館まで41社の立て直しに取り組みました。アメリカの名門スタンフォード大学経営大学院で学んだ国際派である一方、岩手県や福島県などでバス会社を運営する現場主義者として活躍しています。
今回の報道について、経営共創基盤にお考えを聞きしましたが、現時点でコメントはできないというお答えでした。
冨山氏は、サービス業を柱としたローカル経済の役割を重んじています。湘南モノレールの場合、どこに価値を見出し、どう発展させるのか、是非とも構想をお聞きしたいものです。