ロボットスーツをご存知でしょうか。人が立ったり、歩いたりする動作を助ける福祉機器です。身体を動かそうとするとき、脳から出る電流を感知し、モーターが動きます。
これを開発したのが茨城県つくば市のベンチャー、サイバーダインです。去年は、株式上場も果たし、成長分野をリードする企業として期待されています。
その子会社、ロボケアセンターが辻堂にあります。四機のロボットスーツを使って、お年寄りや身体が不自由な人向けのリハビリを行なっています。全国で四カ所しかない施設の一つです。
一月下旬からサービスを開始し、これまで300人が利用しています。脳卒中で麻痺がある方などがリハビリに励んでいて、個人差はあるものの効果が見られるということです。利用には藤沢市による補助制度もあります。サイバーダインの成長だけでなく、施設もどのように発展していくのか、注目です。