私が育った鵠沼を中心とした景観保護について、本会議で一般質問に立ちました。
子どものころは、空を覆うほど松が生い茂っていたのに今は少なくなっている。藤沢市にとって、大事なものの一つが、海であり、海岸沿いから広がる緑豊かな住宅地だと訴えました。
その上で、こうした緑と街並みを守ることこそが、住民の資産価値を守ることになり、藤沢の価値を守ることにつながると指摘しました。
これに対して藤沢市側は、こうした環境と景観の重要性を認めた上で、一定の緑を残すため、制限がある風致地区でさえ、いまは、敷地に占める緑の割合が半世紀ほど前の40%から、現在は25%に減っていることを明らかにしました。
また、この10年間で伐採された樹木の数が、2600本余りに上ると答えました。風致地区では、例え樹木を伐採しても、その分を植え直さなければなりませんが、実際はなかなか徹底されていない実情が浮かび上がったことになります。