先日、藤沢市の鵠沼海岸で「ビーチバレージャパン」が開催されました。この大会は、日本バレーボール協会と藤沢市が主催したもので、１９８７年に始まり、今回で２９回目を迎えます。鵠沼海岸が日本のビーチバレー発祥の地であるため、毎年この地で開催されています。
大会は男女別で、１チーム二人で行なわれ、プロ選手のほか都道府県の代表ら、合わせて５９チームが参加しました。ビーチバレーは、狭い砂のコート上で繰り広げられる競技で、即効性が魅力となっています。来年のリオオリンピックの正式種目でもあり、国内でもシリーズとして大会が組まれていますが、この大会は国内最大規模を誇っています。その特設コートの隣では、全国の中学生が参加したビーチバレーの大会も開かれました。この日は、最高峰のレベルである大会を中学生の選手たちが観戦する姿も見られたほか、トップ選手が中学生の選手に技を教える指導教室も開かれました。ビーチバレー・ジャパンの知名度は決して高くはありませんが、藤沢市の夏の風物詩として確実に定着しています。
