辻堂駅北口にある多目的施設「ココテラス湘南」には学習塾や会議室などが入っています。藤沢市は、この6階を「藤沢市アートスペース」と名付けて、若手芸術家の創作活動の拠点にしようと考えています。最大の特徴が、創作活動を支援するためレジデンスルームと呼ばれる制作場所を設けることです。広さは、138平方メートルで、制作した作品を発表することもできます。そのほか、二つの展示ルームを使って藤沢に縁がある芸術家を中心に企画展を開催します。来月三日のオープンが楽しみですが、個人的には、仮眠室など宿泊機能も完備できないか提案しています。創作活動に昼も夜もないからです。その場合、施設の運営団体の許可などが必要となります。
もう一つは、今後 の文化活動の中心に位置づけられている市民会館エリアとの兼ね合いです。同じような内容の拠点を作るのではなく、例えばアートスペースは前衛的な芸術に特化するなど住み分けが大切だと考えます。