藤沢市民病院は、老朽化に伴い建て替えが進められています。この度、新しい東館がほぼ完成し、内覧会が行なわれました。本館として位置づけられている今の東館は、１９７１年にオープンし、地域の医療拠点としての役割を担ってきました。年間、５０万人を超える患者に対応する病院で、救急医療や小児専門医療も提供しています。
新しい東館は、いまの東館の北側に建てられています。８階建ての建物で、１階と２階に外来向けの診療室を集めています。３階には放射線を扱う検査室があり、６階から８階にかけて、一般病棟が広がっています。ベッドの数は、２７０床を超え、いまの病室の1.５倍以上の広さがあります。新しい東館は、１９８９年にオープンした西館とつなげる計画で、いまの東館については、西館の改修工事が終わるまで、しばらく活用します。新しい東館は、外来受付などを除いて、今月２４日からオープンします。いまの東館は、最終的に解体され、再来年度に病院全体が新装オープンとなります。
