藤沢市役所の新しい庁舎が、2018年から供用開始になる予定です。このほど、入札の結果、大手ゼネコンの鹿島建設と門倉組が作る共同企業体が建設を担うことになりました。
入札には、二つの共同企業体が、参加しましたが、技術力と地域への貢献度の観点から、鹿島建設らの共同企業体が選ばれました。契約額は174億円、工期は2年ほどとなっています。東京オリンピックの開催前で、資材や人件費が高騰する中での建設となります。
免震構造の新庁舎は、鉄筋コンクリートで、地下1階の10階建てです。ガラスが多用されていて、自然の光が差し込みます。吹き抜けもあって、開放感があふれる設計です。エスカレーターなどバリアフリーが施されていて、一時託児コーナーやコンビニエンスストアも併設されます。市民が交流できる広場や、展望デッキが作られるほか、太陽光発電パネルも設置されます。