与党は、参議院本会議で安全保障関連法案を可決•成立させたい考えです。国会前は、今夜も法案に反対する市民らが、抗議デモを続けています。憲法違反の可能性が指摘されているにも関わらず、憲法解釈の変更によって、自衛隊の海外での武力行使を可能にしようとしています。
70年前、日本は新しい国に生まれ変わりました。そして誓いました。2度と戦争はしないと。私が駐在した沖縄県の読谷村役場前には、憲法の石碑が立っています。沖縄戦を体験した沖縄の願い、それは、平和主義を掲げた日本国憲法の元に帰ることでした。その願いは、本土復帰で叶います。しかし今、憲法自体が骨抜きにされようとしています。
所属する会派、かわせみクラブの仲間ら法案の廃案を求める有志議員と共に、街宣活動を行ないました。私は沖縄戦の体験者への取材を通して学びました。戦争で犠牲となるのはいつも住民です。70年前の誓いを忘れてはなりません。日米同盟を基軸に専守防衛に努めるべきです。海外での武力行使を許してはなりません。