藤沢市との協働事業で緑の保全活動に取り組んでいる非営利団体、「藤沢グリーンスタッフの会」の一行と9か所の緑地を散策しました。このうち▲「西富憩いの森」は、公園につづく斜面地で、身近な緑地として親しまれています。▲「西俣野緑地」は、竹林が多く、タケノコの適正除去に取り組んでいます。▲引地川親水公園の東にある「大庭持瀬緑地」と「稲荷の森」は、合わせて3ヘクタールを超える緑地で、樹木が茂っています。散策路がありますが、更なる整備が必要となっています。
▲「宮前緑地」は、神社の裏山にある緑地で、市に寄付されました。▲村岡東にある「本存寺緑地」は、住宅地にあり、斜面から出入りできるようになりました。
藤沢市内には、1800ヘクタールに上る緑地があります。都市公園や山林、特別緑地保全地区などを含めたもので、東京ディズニーランド、およそ35個分に当たる計算です。主な緑地としては、西北部の農地をはじめ、川名などの三大谷戸や海岸沿いのクロマツなどがあります。ただ藤沢市全体の面積と比べますと緑地の割合は、26%にとどまっています。藤沢市としては、公園の整備や境川と引地川沿いの緑化を進めることで30%に高めたい考えです。
わたしは海と緑と住宅街の共生こそが藤沢の最大の魅力だと思います。「グリーンスタッフの会」には160人が所属し、間伐や植樹など現場レベルで藤沢の緑を守っています。