藤沢駅南口の旧田原屋のビルに大手ディスカウントストア、「ドン・キホーテ」が進出することは、以前お伝えしました。様々なご意見をいただきましたが、共通するのは、派手な広告物に対する懸念でした。この度、藤沢市の仲介で、会社側の担当者と建築士の方とお会いし、申し入れを行ないました。
これまでの藤沢市と会社との交渉で、当初と比べて、計画されている広告物は少なくなっています。通常の店舗では、黒色に三本の黄色い線を配したデザインが取り入られていますが、適用されません。その代わりにお店のキャラクターを配した広告や、玄関周辺に黄色の柱が備えられる予定です。いずれも、内側から光で照らすもので、会社としては、コーポレートカラーの「黄色」は外せないと話しています。藤沢市のご努力もあり、ビル全体の壁の色については、会社が提案していた市松模様は取りやめ、落ち着いた薄茶系の色になる予定です。店舗内についても会社側は、派手な内装は避ける考えを明らかにしました。
話し合いの中で、わたしは、「規則の範囲内で広告を考えておられるのは承知しているが、市民の懸念も強いので、広告物については極力抑えていただきたい」とお願いしました。そして、「お店の知名度は抜群なので、広告物を抑えた方が、却って受け入れられるのではないか」と話しました。
さらに先日、見学してきた東京・白金台の「プラチナドン・キホーテ」のような店舗は検討できないのかという質問に対して、会社側は、ドン・キホーテはその地域ごとに品揃えを変えており、営業形態が違うので当てはまらないと答えました。