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藤沢市のがん検診について

藤沢市は、がんの早期発見のため今年度予算に6億円余りを計上しています。女性特有のがんとしては、子宮頸がんと乳がんが挙げられますが、子宮頸がんについては20歳以上、乳がんについては40歳以上が対象となっています。ほとんどの対象者は、900円から3000円程度の自己負担で、指定医療機関で検診を受けれます。

子宮頸がんは、若い女性の中では最も多いがんと言われ、年間、1万人が発症しています。ワクチンについては接種した女性の中に全身の痛みなどを訴える事例が相次いだことから、接種の影響も疑われるとして、国は積極的な推奨を取りやめています。それ以降、接種者数は急減しています。ワクチンを受けるべきかは迷うところですが、検診は役立つといえます。

昨年度の市内の受診者数は、1万7300人で、22人の方にがんが見つかりました。ただ受診率は、27%にとどまっています。
乳がんについては、年間、9万人近くの方が患っています。治療のカギとなるのが早期発見です。早期発見の技術は向上しており、特に立体的な画像が見れるエックス線検査、マンモグラフィーは有効だと言われています。市内の受診者数は、1万5400人で、44人の方にがんが見つかりました。受診率は22%ですが、社会的に脚光を浴びたこともあり、前年度より高くなっています。

女性特有の病気は、やはり女性の医師に診てもらいたいという意見を聞きます。例えば子宮頸がんの検診を委託している医療機関のうち、女性医師がいるのは3か所程度にとどまっています。藤沢市では、予約の際、担当医師の確認をするなど受診してほしいと呼びかけています。

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藤沢市議会議員 清水竜太郎
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