一般質問では藤沢駅周辺の屋外広告物の考え方についても市当局の考えを質しました。駅を降りたとき、海や潮風を感じ取れるイメージ作りが大切です。そのためには湘南の街にふさわしい広告物が求められます。辻堂駅北口の一帯は、景観形成地区に指定されています。広告物は厳しく制限され、テラスモールは洗練された雰囲気を醸し出しています。また兵庫県芦屋市は、住宅都市として生き残るためには景観が重要だとして、全国で最も厳しい条例を定めました。
広告物に使える色を、例えば海の青、樹木の緑、大地の茶系に限定すれば、広告物も立派なアートになるはずです。広告物に対する市当局の考えを聞いたところ、具体的なイメージは提示しなかったものの、湘南にふさわしい経験形成に努めていきたいと答えました。
駅周辺と言えば鉄道の安全対策も重要です。小田急線との乗り継ぎもあってJRの藤沢駅は、非常に混雑します。市民の方々からはホームが危ないからどうにかしてほしいという声を頂きます。ホームドアの設置については、藤沢駅単独では解決が難しいため、東海道線を抱える自治体が手を組んで働きかけてほしいと要請さしました。また応急的な対策として、一部私鉄にみられる簡易な柵のようなものの設置を求めました。これに対して市当局は、連携を強めて働きかけていくと答えました。