JR辻堂駅が開設から12月1日で100周年を迎えるのを機に祝賀イベントが開かれました。辻堂駅は、藤沢駅と茅ヶ崎駅の間、およそ7キロメートルの間にあります。
開設前の明治時代は、住民らは農産物や海産物を東京に届けるのに遠回りしなければならず、苦労したということです。また辻堂海岸にあった海軍の演習場訓練も活発化して、軍事物資も運ばなければならず、駅の開設が必要になってきました。そこで、地元の有志ら51人が連署で当時の鉄道院に対して、請願書を出したということです。そして条件となった建設敷地の無償譲渡のため、寄付金も募り、大正5年に駅の開設にたどり着きました。
現在では、人口の増加も手伝って、駅の乗降客数も11万人を突破しています。北口に広がっていた関東特殊製鋼の工場跡地を活用した街づくりが進み、5年前には大型商業施設「テラスモール湘南」がオープンしました。駅に直結した「テラスモール」の売上高は、前年度より3%増加し、来館者も2300万人を超えています。わたしも「テラスモール」が大好きですが、藤沢駅含めて市内の駅も活気のある駅開発を目指したいものです。