藤沢市は、鵠沼藤が谷に作る公園のほかにも、二ヵ所で新たな公園を整備する計画です。
まず、区画整理が行なわれている柄沢で、「宮ノ下公園」を作る予定です。
総事業費は3億5000万円で、再来年ころのオープンをめざしています。ここは、雨水用の貯水池が去年夏に完成したところです。貯水池は、3万立方メートルの雨水が貯められる地下型のものです。
公園は、この貯水池の上に作られる計画で、面積は1万5000平方メートルに及びます。藤沢市としては、東側に多目的な利用を想定した芝生の広場を作るほか、西側にはスポーツ広場やブランコなどの遊具が設置された広場を設ける考えです。また一番西側には、展望台や幼児向けのエリアを作るとしています。
藤沢市はまた、城南に「折戸公園」を整備します。面積は2650平方メートルで、総事業費は土地の取得を含めて3億円です。ここの土地は、勾配があって、その落差は7メートルもあります。藤沢市としては、こうした形状を活用しながら、北側に大掛かりな滑り台を作りたい考えです。
興味深いのは、厚木基地に関連する騒音被害を考慮して、国から交付金が出ることです。このほかにも藤沢市立病院の近くにも新しい公園を整備したい方針です。