藤沢市議会は、新年度予算案を賛成多数で可決しました。一般会計の総額は、1527億円余りで、前の年度より10%増えています。
歳入を見ますと半分が市税となっています。住民税と固定資産税が柱です。借金に当たる市債は、前の年度の2倍に増えて、歳入の1割に達しています。
歳出をみますと▲4割を占める民生費が601億円、障害者への支援や、保育園の助成、小児医療、児童手当、それに生活保護などです。新たに地域の困りごとを解決するコミュニティソーシャル・ワーカーを2人増やすほか、保育士確保のため宿舎借り上げを補助します。
▲総務費は、新庁舎の建設に半分の147億円を計上しています。▲土木費は、藤沢駅の北口の再整備や、道路の新設、バリアフリー化などです。
▲衛生費は、ゴミの戸別収集や、ガン検診などで、▲教育費は、中学の給食拡大や、野外体験教室、それに新たに導入する大学などへの奨学金制度などです。
一方、特定の収入で特定の支出に充てるのが特別会計です。
北部第二の土地区画整理は、前の年度より6割増加の36億円余りとなっています。介護保険や市民病院など、特別会計は合わせると、3%増加の1326億円余りとなっています。