藤沢市鵠沼石上のカソリック教会で学習支援を行なっているグループ「きずな」による子ども食堂も、新年度を迎えました。
子どもたちの中には、新しく進学した子どももいましたが、20人余りが集まりました。
今回の夕食は、鶏肉が入ったケチャップ味のオムライス、ウィンナーやキャベツ、ジャガイモが入ったカレー味のコンソメスープ、バナナやリンゴ、キウイなど果物が入ったサラダの三種です。
一緒のテーブルで隣になった高校生は、外食店で週に2回ほどアルバイトをしていると話してくれました。クラスの中でも、ほとんどの生徒が何らかのアルバイトで働いていて、部活動との両立が課題だということでした。アルバイトの面接のときは、面接者の目をしっかり見て話すことが秘訣だと仲間に語りました。自然と自分の体験を生かしてもらおうとする姿勢がいいなと思いました。
新しい学校に進んだ子どもたちも、そのままここで勉強したり、遊んだり、食事したりしています。スタッフの方も、特に遊びや食事の場を重視しています。単なる学習の場だとなかなか定着してくれません。何気ない時間を通して子どもたちが抱える問題を探っています。