藤沢市の片瀬海岸にあるカトリック片瀬教会でボランティアの方たちが、一年前から子ども食堂を開催しています。「まりあ食堂」と呼ばれ、毎月第一木曜日に開かれています。
「まりあ食堂」では、農協や近所のパン屋から寄付された食材を利用しています。また肉などは寄付金をもとに購入しているということです。ボランティアや子どもたち、合わせて80人が通常、参加するそうです。この日は、半分位しかいませんでしたが、子どもたちは、地域の若者とともにバスケットボールなどで遊んでいました。
食事は、旬のタケノコご飯と、鶏肉の焼き物、キャベツのサラダ、それにみそ汁でした。事前に寄付されたタケノコは、風味が失われないよう、あらかじめ細かく切った上で、大切に保存していたそうです。
「まりあ食堂」の特徴は、地域福祉で子育ての相談に乗っている方々と教会に通っている方々が意気投合して、ボランティア活動している点です。食事には、仕事や家事に追われるお母さん方も多く来ていて、子どもたちが食事をしている間、安心して他のお母さんたちと会話を楽しんでいました。様々な年代が集まる居場所となっています。
