藤沢市の環境保護団体、「藤沢グリーンスタッフの会」のメンバーとして、片瀬山5丁目にある緑地の保全活動に参加しました。
「グリーンスタッフの会」は、市内にある緑地の保護をはじめ、市民ボランティアの育成、環境調査、それに啓発活動を行なっていて、150人が在籍しています。ボランティア活動をするにも、藤沢市が主催する市民ボランティアの養成講座を一年間、受講しなければなりません。講座で基礎を学ばなければ、適切かつ安全な活動ができないという主旨からです。
この日は、20人の会員が参加しました。ベテランが草刈機を使って、伸びきった雑草を刈り取り、ほかの会員は、要注意外来植物に指定されている「トキワツユクサ」の駆除を行ないました。「トキ ワツユクサ」は、南アメリカ産で、繁殖するとほかの植物を駆逐してしまうということです。日陰に一面、広がっていて、根っこから丸ごと抜かなければなりません。実家の草取りもしないのに、2時間余り、草取りに集中しました。
片瀬山5丁目の緑地は、かつてマンションの建設計画が持ち上がった場所で、地元住民らの反対運動を経て、市が買い上げたところです。貴重な緑地を守るため、「緑を守る会」と「グリーンスタッフの会」が連携して、保全に当たっています。