グルメねたをお許し下さい。
最近、「一汁一菜」という食事の考え方が注目を集めています。
これは著名料理家が提唱しているもので、ご飯とみそ汁、そしておかずという和食の原点に立ち帰ろう、おかずがなくても、みそ汁を具だくさんにしようという発想です。
子育てが大変で時間がない、仕事で疲れて帰って気力がないなど、食事の大切さは分かっていても、どういう食事にするか義務感のように感じる人が多い。料理は辛くない、そんなに難しく考えることはないと言います。
その解決法が一汁一菜です。一汁一菜と聞いて、沖縄での自分の食事を思い出しました。まちの定食屋で見かけるメニューが、「みそ汁」定食です。これは、みそ汁の中に豚肉、豆腐、昆布、卵などがたっぷり入ったもので、本土の豚汁に似ています。
ほかにも、みそ汁に類似した「イナムドゥチ」、豚のもつを使った「中味汁」、豚のスペアリブが入った「ソーキ汁」、栄養価が高い山羊の肉が入った「ヒージャー汁」、それにとろとろした柔らかい島豆腐が主役の「ゆし豆腐」なとが一般的です。
沖縄の家庭料理は、あまり知られていませんが。バランスも取れていて、非常に参考になると思います。