藤沢駅南口にある小田急百貨店藤沢店が、インタビューに応じていただきました。昨年度の売上高は、前の年度より4%減少しています。
小田急側も現状では、なかなか厳しいことを承知していて、リニューアル・改装も含めて対策を検討しています。小田急でも婦人服など衣料品の売り上げが落ち込む一方、地下の食料品や一階の化粧品は堅調な動きとなっています。
小田急の購買層の中心が、年齢の高い富裕層です。高品質のデパートとしての特徴を押し出していくのか、それとも若者にもターゲットを広げた戦略を採っていくのか、模索しています。
来店客の流れを見てみますと、江ノ電の改札がある二階が半分近くの利用となっています。次が駐車場につながる一階の裏口となっています。いまは二階が婦人服中心となっていますが、観光客も多いだけに、このフロアの使い方が大きなカギとなると思います。
小田急ではまた、夏休み期間に地域の鉄道関連を集めた「のりものフェスタ」が好評です。
小田急としては、辻堂にあるテラスモール湘南による影響が大きいとしています。藤沢駅周辺の再整備にあたって、いかに辻堂とは違う魅力を高めていくかが、重要だと言えます。小田急百貨店藤沢店には、改めて感謝いたします。