藤沢市の慶応大学湘南藤沢キャンパスの近くに新しく総合病院である「湘南慶育病院」がオープンしました。
この病院は、東京の医療法人が経営するもので、建物は5階建て、合わせて230のベッドが設置されます。土地柄、緑に囲まれていて、場所によっては富士山も眺められる素晴らしい環境です。
内科から外科まで揃っていますが、力を入れるのが、患者の回復期における最先端のリハビリです。例えば、脳卒中で手足が思うように動かせない患者の場合、指を動かしたいと考える脳波を受けて、機械が指を動かします。これを繰り返すと神経回路が回復していくという技術です。
また慶応大学とも連携して、老化を防ぐアンチエイジングや、医療のビッグデータの分野で、診療データを大学に送り、分析結果を受け取るなど協力し合います。さらにハイテクを使った在宅での診療にも取り組みたいとしています。
当初は10名の常勤医師が対応しますが、来年度からは倍増する予定です。
北部での病院の開設は、喜ばしいことで、外来の診療も受け付けています。