藤沢駅南口に広がる空間のうち、小田急百貨店側に緑があふれる敷地があります。このスペースの清掃活動を市民ボランティアのグループが、毎週、行なっているのをご存じでしょうか。
このスペースには、けやきなど大木が、10本余り植えられているほか、一部に芝生があります。多くの市民が行き交う南口にあるこの貴重な緑を10人前後の市民ボランティアが、12年前から守り続けているのです。
ここの緑については、藤沢市が、1年に2回、手入れをしていましたが、せん定などが追いつかず、草木は伸び放題で、至る所にゴミが捨てられていたそうです。この状況を見兼ねて、市民ボランティアが立ち上がりました。
グループは、草刈りを行ない、ゴミを拾っています。また土を掘り起こして、堆肥を入れ、花壇を作っています。グループは、駅前はまちの玄関であり、人びとが誇れる環境づくりが大事だと話しています。
わたしは、南口の空間に本格的な公園広場をつくるよう提案しています。わたしの案では、緑のスペースは、いまの2倍以上の面積になり、人びとが東西南北から入れるようになります。グループからは、公園広場が実現した場合も維持管理をしっかり行なうことが大事だという助言を頂きました。