藤沢市が実施した藤沢駅南口の空間に関するアンケート調査によりますと、エレベーターなどバリアフリーを望む意見が最も多いことが判りました。
これは藤沢市が、3000人を対象に行なった調査で、1階の地上部分の良い点について、「デッキが屋根代わりになって雨でも通行できる」が55%だったほか、「歩道が広い」「明るい」「緑が多い」などとなっています。2階のデッキ部分については、「安全に通行できる」が59%で最も多く、「雨の日も歩ける」「スムーズに行ける」などとなっています。
逆に悪い点については、「エレベーターやエスカレーターがない」「休める場所がない」「電車の乗り換えが不便」が並んでいます。
そして南口に望むものついて、「エレベーターやエスカレーター」が64%で最も多く、「ベンチや休憩場所」が45%、「屋根」が44%と続いています。その一方で「イベントを行なうスペース」や「観光情報」への支持は、低くなっています。
自由意見としては、藤沢駅前は、都会と郊外がほどよく混ざっており、買い物もしやすいという意見が多く、くつろげるスペースやイベントができるスペース、そして地元産のものが買える場所を求める意見が目立っています。
選択肢から回答を選ぶ方式では、どちらかというと利便性が重視されているのに対して、意見を記述する方式では、比較的、個性が重視されている印象を受けました。