藤沢市は、市民会館及び南市民図書館の再整備について、昨年度実施した建物調査を踏まえてどのように再整備していくか検討します。
市民会館は、オープンから半世紀が経ち、老朽化が進んでいることから、再整備する計画です。藤沢市は、市民会館がある地域を文化ゾーンとしたい考えで、複合施設にしたり、民間の活力利用も考えられます。
藤沢市は、調査を踏まえ、施設の規模や機能について検討する、藤沢の文化を継承できるよう努めるとしています。
南市民図書館についても、貸し出しだけでなく、地域の知の拠点としたい、子どもから大人まで使える居場所にしたいと答えています。
調査では、建物や配管の劣化状況やバリアフリーの現状、それに修繕や建て替えにかかる概算費用が含まれています。
南市民図書館は、インターネットなんて影も形もない時代、空き地と並ぶわたしの大切な居場所でした。いま中に入ると段差だらけの光景さえ、懐かしく感じられます。
再整備を前にバリアフリー化もままならない事態なだけに、一刻も早く計画を示してほしいという声をいただきます。再整備の優先度は、必ずしも高くありませんが、文化芸術はまちの血潮です。優先順位を早める必要があると思います。