日本への観光客数が伸びる中、夜間の消費額が少ないことが課題となっています。夜間の食事場所や娯楽施設が少ない中、こうしたナイトタイムエコノミーの活性化が注目されているのです。
藤沢市の江の島では、夜間にも観光客を呼び込もうと目抜き通りに灯籠を置いて、楽しんでもらうイベントを開いています。
龍口寺でも二日間限定で竹灯籠を一面にしくイベントが開かれました。竹を使った灯籠が、5000個もあり、闇の中で美しい輝きを放っていました。
新江ノ島水族館では、夏場を中心に営業時間を延長して、暗くなってからの水族館を楽しんでもらうイベントを実施しています。人気のクラゲをはじめ、昼間と違った夜間の生き物の生態を見てもらうことができます。特筆すべきは、小学生や親子連れなどが、寝具を持ってくれば、水族館内に「泊まれるツアー」です。
藤沢市の観光については、宿泊施設の問題もあるので、日帰りにならざるを得ない面があります。こうした中、帰るギリギリまで楽しんでもらう仕掛け作りは重要です。
