藤沢市は、南市民図書館と市民ギャラリーの暫定移転先として、小田急百貨店を最有力候補に挙げました。
南市民図書館は、老朽化が激しく、隣の市民会館が建て替えとなれば、複合化したい考えです。また藤沢駅のビルの一角に入っている市民ギャラリーは、高額なテナント代が課題となっています。
このため、藤沢市は、藤沢駅周辺への暫定移転を検討していましたが、この度、大規模な改装に入っている小田急百貨店を最有力候補としたものです。今後、関係団体の意見を聞いた上で、年内に決定する予定です。
小田急百貨店への暫定移転となれば、来年春の改装オープンに間に合わせたい考えですが、18万点の蔵書があることから、遅くなる可能性もあるということです。まだ決まっていませんが、上の方の階のワンフロアを借りることになるとみられます。
しっかりした複合施設の建設も大事ですが、苦戦するデパートの支援策としても、一石二鳥の方法だと思います。