東京・銀座の目抜き通りに面した新しい公園「銀座ソニーパーク」が先月、オープンしました。
ソニーパークは、銀座の街を象徴する建物の一つだった「ソニービル」を解体して建てられたもので、2020年までの暫定的な公園となります。ソニーでは、銀座の中の開かれた公共スペースを目指してきましたが、今回、一時利用ですが、銀座に少ない公園を一等地に作る試みを行なったものです。
700平方メートルの土地に珍しい植物が敷き詰められていて、大都会の中のオアシス的な存在となっています。地上でも水槽を展示するなどのイベントが開かれていますが、実は地下が4階もあって、飲食店やローラースケート場など人々が楽しめる空間となっています。
今回の取り組みのカギは、やはり大都会の一等地に公園を作ったことです。わたしは藤沢駅南口に大規模な公園広場を作りたいと考えています。画一的な大量消費の時代から、個人や自然を大切にする時代への転換です。ソニーパークは、先駆け的な取り組みとして注目しています。