藤沢市は、村岡地区に新たな街を作った上で新駅を設置する計画について、北部の区画整理や藤沢駅周辺の再整備など大型事業を抱えているので、事業費を抑えながら計画を進めていく考えを強調しました。
これは市議会で指摘したもので、事業のメリットとして、市民の利便性が向上することや藤沢駅の混雑が緩和されて安全になることなどを挙げています。また事業費の財源として、企業からの寄付やJRの一部負担にも期待していく考えを示しました。
一方、神奈川県も、事業の意義を認めた上で、藤沢市と鎌倉市による一体的な土地区画整理について、実現可能だと指摘しました。その上で、新駅建設にかかる費用負担をめぐって、神奈川県を含めた三者が早期に合意できるよう調整していく考えを強調しました。
さらに神奈川県としても過去の事例に基づいて、一定の費用を負担する方向で検討していく考えを示しました。三者が早期に合意して、一体的な街づくりと新駅の設置につなげたいとしています。