9月議会ではまた新しい文化事業の創造についても一般質問しました。藤沢市のブランド力を高める一つの方法が文化芸術を強くすることです。それには既存の文化ではなく、若者を惹きつけるだけの集客力があり、世界に通じる文化事業が必要です。いま最も注目されているのが、映像を投射するプロジェクション・マッピングを柱としたデジタルアートです。あふれんばかりの光と音楽と映像の融合は、見るものを圧倒します。東京のお台場には、デジタルアートが楽しめる美術館が人気をさらっているほか、長崎市の伊王島には、デジタルアートを使った夜間のテーマパークが話題です。
そこで、民間と協力しながら、藤沢市北部にある公園など公共空間を使って、デジタルアートのテーマパークを作り、観光資源として使えないか提案しました。合わせて芸術性の高い宿泊施設も作って、滞在型の観光誘客に結びつけられないか質問しました。これに対して市側は、「文化芸術を観光資源として活用するのは重要であり、民間から提案があれば可能な範囲で協力する。夜間に実施されるデジタルアートは、滞在型観光にもつながるので、市としても研究していく」と答えました。