湘南モノレールの湘南江の島駅が、今月からバリアフリーが整った駅舎として、生まれ変わりました。
湘南モノレールは、経営者が変わり、改革に乗り出しています。まずモノレールを高低差を楽しめる乗り物として売り出しています。また、観光客に人気が高い江の島に出向くのに便利な公共交通機関だと強調しています。
新しい駅舎は、エレベーターとエスカレーターが整備され、ホームがある5階まで行き来できます。出入り口も、鎌倉口、江の島口、それに藤沢口の三カ所に増えています。さらに富士山など風光明媚な景色を楽しんでもらうため、5階に特別なテラスを作りました。
最近では、星が大好きな王子が、相棒のネコと冒険する絵本を題材にしたイベントが開かれました。列車をロケットに見立てて、車内でキャラクターが登場したほか、終着駅の湘南江の島駅では、紙芝居や音楽会が開かれるなど単なる「運輸」からの脱皮が図られています。