藤沢市の辻堂市民センター・公民館の再整備に向けて、実施設計がおおむねまとまりました。藤沢市は来月、住民説明会を行なった上で、来年度半ばにも工事に着手したい考えです。
再整備をめぐっては、住民との合意形成が十分でなかったことから、藤沢市では、アンケート調査をはじめ、意見聴取に努めてきたとしています。
解体された県職員住宅の跡地に建設される施設は、複合化が図られ、東側に市民センターと公民館だけでなく、消防の出張所が設けられます。西側には2面のテニスコート、中央近くに上階が体育館となる駐車場ができます。北側沿いについては、住民に配慮して、緑を多く植えます。
市民センターの建物ついては、▲1階は、事務室や図書室が広くなるほか、地域包括支援センターなど、▲2階は、防災備蓄倉庫や保育室、談話室が入ります。▲3階は、ホールと音楽室です。
東側の通りに面する玄関付近は、建物がガラス張りになっていて、木材も使われます。市では2021年度のオープンを目指しています。