小田急百貨店藤沢店は、きょうから改装オープンしました。
新たに改装オープンしたのは、2階から5階までのフロアです。名前も、「小田急 湘南ゲート」と改名しています。
まず江ノ電の藤沢駅の改札がある2階ですが、改札側に「ディーン&デルーカ」と「アフタヌーンティー」というふたつのカフェが並んでいます。北側の出入り口には、オーガニック食品を扱うスーパーが出店しています。残る敷地をコスメや雑貨のお店が占めています。
3階は、さまざま料理が楽しめる食堂街が西側の一角にできました。面積は、およそ3分の1程度となっています。あとは、婦人服などファッションが中心です。
4階は、寝具や呉服を始めとする生活用品です、安売りの「ダイソー」や、美容関連のお店も並んでいます。
5階は、「ユザワヤ」や「白洋舎」、「H.I.S」などサービス関連です。
デパートを愛し、藤沢市に対しても支援を訴えてきただけに、新しい船出に喜ばしい気持ちです。その一方、デパート業界の苦悩が、そのまま表れているとも感じました。隣にある「オーパ」の大人版という印象です。
今は、比較的裕福なお年寄り層を大事にしながら、若い世代に目を向けなければならない過渡期です。
安定的な食べものや雑貨で顧客を引きつけ、デパートらしさである婦人服などにも目を向けてもらおうとしています。
7月には6階に図書館が開館する予定で、新たな試みに大いに期待しています。
余談ですが、湘南ゲートのロゴマークを見る度に、オバマ前大統領が使っていたロゴマークを思い出します。